注目の製品
センサ用光源LED
1.センサ用光源LEDの概要
一般的に、光電センサは光を発生させる発光部と受光部から構成されています。当社では、受光部であるフォトダイオード、フォトIC、そして発光部である光源用LED(発光素子)の開発を行っています。光源用LED(発光素子)は、そのパッケージの方法と内蔵するLEDの種類によって特性が大きく異なります。指向性、耐環境性、発光強度などの特性を考慮し、用途に合った発光素子を選ぶ必要があります。当社では、お客様の要求に応えるために様々な種類の光源用LED(発光素子)を開発しています。
本ページでは、特に平行光LED、点光源LEDについてご説明させていただきます。
■平行光LED
センサーの光学系を設計する際には、光は平行に直進することが望ましいいです。しかし、基本的なLEDでの指向性は放射状を示します。そのため、光路にコリコメートレンズを配置することにより平行光を得ています。
コーデンシでは、独自の光学設計により開発したレンズを用いて、高い平行光特性を持つレンズ一体型の光源用LEDを開発しております。
■点光源LED
光学式エンコーダ等の精密・安定な測定を行うセンサーでの光源は、輝度が高く、そして発光径は小さい方が望ましいです。コーデンシでは永年、LEDの開発を行っており社内に化合物半導体の工場を有し、プロセス開発まで行っています。先述要求を満たす高輝度、高信頼性を有す点源用LEDの開発・生産工程を確立しています。
3.リフロー対応 平行光LED
■概要
赤外LED Chipを実装した基板に樹脂製レンズを取り付けた製品です。
高耐熱の樹脂レンズを使用しており、リフロー実装が可能です。
■用途
・産業機器用センサーの光源
・エンコーダ用光源
・各種光電スイッチの光源