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測距センサ
1.三角測量方式を応用した測距センサとは
三角方式の赤外線測距センサは、光源LEDと光の入力位置を電圧として出力するPSD(半導体位置検出素子)から主構成されます。光源LEDから発した光ビームは対象物に反射し、PSDが受光します。このPSDへの受光位置は、対象物との距離に応じて変化します。この変化を電圧として出力し、これを距離に換算することにより、対象物とセンサとの間の距離を求めます。
この方式の特徴は、色や反射率に影響されずに人や物体までの距離を検出することができます。その利点を応用してお掃除ロボットの段差検知や、トイレや事務機器などの人体検知、非接触のスイッチ操作など、様々な場面で応用されています。
2. 赤外線測距センサ ORA & ORD シリーズ
■製品概要
・測距センサは、色や反射率に影響されずに人や物体までの距離を検出することができるセンサです。
■用途
・非接触スイッチ、券売機、ATM、複合機、ロボット、アミューズメント機器、温水洗浄便座
■特長
・LED駆動回路とPSD信号処理回路を内蔵しております。
・対象物までの距離に応じたアナログ出力いたします。
・製品資料の表の標準ラインナップに加え、以下のオプションについてもご要望に応じて対応可能です。
・電磁ノイズに対する耐性を強化しております(IEC61000-4-3)。
・出力電圧のセンサ個体差を抑え、キャリブレーション不要化しております。
・太陽光下(検知対象物への照射 10万Lx※)での検出精度向上しております。 ※センサーへの直射は不可
また、その他の測距センサに関しては下記をご参照ください。
(測距センサ製品ページ)