注目の製品

空間入力モジュール(Aerial Interface Module)

1.開発の概要

コーデンシでは機器に触れることなく「非接触」で情報入力が可能な、非接触入力法の開発に取り組んでまいりましたが、この度、三角測量方式距離センサの特性を生かした新規の光学系を導入することで、スムーズに情報入力が可能な空間入力モジュールを開発しました.。
何もない空中に映像を投影する空中映像技術と本モジュールを組み合わせ、空中に表示されたパネルに、非接触で簡単に情報入力を行うことができる「さわらないタッチパネル」をデモンストレーションいたしました。公共空間、ショッピングモール、アミューズメント施設等、またタッチパネルだと使うのが難しいところ、例えば、汚れた手、手袋などで、「おもしろく」情報入力ができるソリューションとして提案いたします。

(10/5 日刊工業新聞掲載) 日刊工業新聞電子版

2.特徴 <新製品>

本開発である「空間入力モジュール」の基本構成は2個の距離センサからなり、光源の照射範囲を空中で重複させ、ステレオカメラの原理により、空中にある指先の位置を高精度で特定することができます。指先の位置のみならず、タップ、長押し、スワイプ等の動作を認識する事が出来ます。

■主な特長
・センサを複数列並べることにより、入力範囲の拡張・縮小が容易に可能。
・指先の位置のみならず、タップ、長押し、スワイプ等の動作を認識可能。
・空間入力モジュールと空中映像を組み合わせたソリューションを提案、非接触で簡単に操作、
情報入力が可能。
・従来の空中映像用センサに比べ、コンパクトな配置が可能。
・カメラ方式に比べ複雑な処理を行う必要がない為、カスタマイズが容易。

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