(1)位置検出特性
検出物体の移動による光電流値の変化を、図2に示します。検出精度は、発光素子及び受光素子の指向性、ケースのスリット幅等によって異なります。また、反射型センサにおいては、検出物体の表面状態に影響を受けやすいので、注意が必要です。
受光電流値は、受光素子がフォトトランジスタか、フォトダイオードかによって大きく変わります。フォトトランジスタであれば、フォトダーリントン回路の採用により信号を増幅することが可能です。また、反射型センサは、透過型フォトインタラプタに比べて光電流が小さいので、外乱光によるノイズに注意しなければなりません。
(3)距離特性
距離特性は、反射型センサの焦点距離を表し、図4に示します。この特性により素子から反射物までの最も適した距離が分かります。使用する上では、大切な項目です。