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カラーセンサ
1.カラーセンサの概要
カラーセンサはRGB・LEDとフォトダイオードで構成された、対象物の色を非接触で判別するセンサです。物体の反射率や透過率はその色と波長によって違います。このセンサは、この違いを検知することによって色を判別します。反射型では対象物にR、G、B各色のLED光を順に照射し、それぞれの反射光をフォトダイオードで受けます。この時、対象物の色味に応じた出力比を得ることができます。これにより、対象物の色の識別や色の濃淡を判別します。同様に透過型では、透過光による出力比により判別します。特に透過型では液体色の検知が可能で、例えば体液や潤滑油の色識別による状態判断が可能です。
2.カラーセンサMSG191
●用途
・ライン検査等の色判別
・アミューズメント機器
●特徴
・インターフェース：UART
・白色規準紙にてキャリブレーション実施
・LEDパッケージに内蔵したモニタPDでLED劣化を自動補正
3.液体色判別センサ：MSG2A48
■概要
・液体色判別センサは、3色LEDと1つのフォトトランジスタで構成される透過型センサです。液体を透過した光から色や濃度を判別します。
■用途
・水質判別
・油色判別
・血液・体液の簡易色判別
・ライン検査での色判別
■特長
・インターフェース：UART
・LED3色の透過光を個別に読み取り
・IF調整で各LEDの光量を変更可能
・光源波長やセンサ形状等、用途に合わせて仕様をカスタマイズ可能
■使用方法
・液体を透過した光をLED3色の出力毎にフォトトランジスタで読み取り、キャリブレーション時に設定した基準値に対する比率として出力します。
