先輩社員の声VOICE
日々の試行錯誤でより良い製品をつくる。
- センサ・素子設計
- 2021年入社
コーデンシに入社を決めた理由は?
就職活動では、「ものづくりに携われる仕事」というかなり緩い軸で探していました。就職活動を進めていくにつれて、ものづくりの幅広いフェーズに関わることができる会社が自分に向いていそうだと感じ始めていたところ、コーデンシの「一貫生産体制」に魅力を感じました。また、センサを製造するだけにとどまらず、「提案型企業」を目指しているという点も入社の決め手になりました。
現在の仕事内容を教えてください。
測距センサという距離を測る光センサの設計・開発をしています。設計・開発と聞いてイメージするような製品の構造や回路を考える仕事はもちろんのこと、出来上がった試作品を評価することも重要な仕事です。評価結果をフィードバックすることで、より良い製品にできるよう日々試行錯誤しています。
最近はコーデンシがこれまで取り組んだことの無い新規事業の立上げにも携わっており、本当に幅広い仕事に関われているなと感じます。
仕事のやりがい・楽しいと感じる時は?
お客様に満足いただけたときにやりがいを感じます。営業と比較するとお客様との接点は少ないですが、困りごとの相談があるような場合には、お客様と直接コミュニケーションを取ることもあります。製品や使用方法をご提案したり、ときには製品を改良することによってお客様の困りごとを解決できた際には、大きなやりがいを感じます。
ある1日のスケジュールONE DAY SCHEDULE
8:30 | 出社、メール・チャット等のチェック |
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9:00 | 図面作成 |
11:00 | 製品特性の評価計画検討 |
12:00 | お昼休み |
13:00 | 打合せ |
15:00 | 製品特性の評価 |
16:30 | 評価結果のまとめ・部署内へ共有 |
17:30 | メール・チャット等のチェック |
18:00 | 退社 |
社会人になって感じた仕事の難しさとは?
仕事には多くの人が関わっているため、自分だけの都合で進めていくと上手くいかないところです。難しい部分である一方で、社内のみんなで協力し、お客様とも上手くコミュニケーションを取って仕事を進められたときには格別の喜びがあります。
失敗談と乗り越えた方法を教えてください。
何度考えても理解できないような測定結果となり、考え込んでいるうちに当初立てていた計画から大幅に遅延してしまったことがあります。最終的には同じ部署のメンバーに相談して、意見を出し合うことで解決することができました。いまではその経験をもとに、できるだけ早い段階で情報を共有し、みんなの力を合わせて業務に取り組むよう心がけています。
入社前と入社後のギャップ
先輩の方に質問することで仕事を邪魔してしまうのではないかというような思い込みを持っていました。実際に入社してみると、いつでも質問できるようなあたたかい雰囲気で、心配していたようなことはありませんでした。質問から思いがけず深い議論になることも多く、良い意味でギャップを感じました。
学生時代のどんな経験が
活かせていますか?
学生時代は理論物理の研究をしており、自然現象に対して深く考えるようにしていた経験が活かせていると感じます。設計・開発の仕事には多角的な視点や論理的な思考が欠かせません。知識や経験は入社後に身に着けることができますが、根本的な物事の見方や考え方はを養うのには時間がかかるので、学生時代に真面目に研究に取り組んでいて良かったと感じています。