先輩社員の声VOICE
世界にないモノを自分の手で作り出す。
- センサ・素子設計
- 2023年入社
コーデンシに入社を決めた理由は?
学生時代にモノづくりをしていた経験があるため、モノを作る、設計・開発業務ができる企業を探していました。その中でも、「部品的な制約が少ない設計ができる」企業を探すようにしていました。コーデンシの魅力の一つとして、「一貫生産システム」があります。自社工場を持っており、センサの肝となるLEDや、受光素子を一から作ることができます。「まだ世界にないモノを自分の手で作り出すことができる」と感じたため入社を決めました。
現在の仕事内容を教えてください。
私の部署ではLEDと受光素子を組み合わせた「光センサ」の設計・開発を行っており、その中で「カラーセンサ」という製品を主に担当しています。お客様の要求仕様に対して、センサの検出方法や形状、量産後の製造方法などを検討して製品として完成させるまでが業務範囲となります。実際に設計したものが狙い通りの仕様に仕上がっているか、を確認する為の評価測定等も自ら実施しています。
仕事のやりがい・楽しいと感じる時は?
設計・開発業務ですので、やはり自分の設計したものが狙い通りに動作する事で達成感、やりがいを感じます。特に楽しいと感じるときは、皆で意見を出しあって製品について考えているときです。製品を作っていく過程では問題事が多く出てきます。そういう場合はグループ内の皆で意見を出し合います。多数の方法、意見が出るため、皆が一つのモノを作っている実感が湧いてわくわくします。自分の気付けなかった視点も多く出てくるためとても勉強になる場です。
ある1日のスケジュールONE DAY SCHEDULE
8:30 | 出社・メールチェック・本日の業務内容確認 |
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9:00 | 朝meeting (前日の進捗確認・本日の業務内容連絡・報告など) |
10:00 | 製品の特性評価 測定 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 製品の特性評価 測定(午前の続き) |
16:00 | 測定結果まとめ・結果内容の考察 |
17:00 | 部内へ共有・相談 |
17:30 | 測定機器の片付け・メールチェック |
18:00 | 退勤 |
社会人になって感じた仕事の難しさとは?
スケジュール管理の難しさを感じています。会社では多くの人が関わって仕事が進んでいきます。そのためスケジュールの変更も度々起こります。学生時代は自分のスケジュールだけ管理していればよかったので、抜けなく、遅れなく進めるためには工夫が必要です。また仕事は判断の連続であると言えるほど次々に判断が必要になります。まだまだ優柔不断な部分があり、判断の度に時間が掛かってしまうので、もっと経験を積んで判断力を上げていきたいと考えています。
失敗談と乗り越えた方法を教えてください。
お客様との打合せ用に測定結果をまとめた資料を作成したところ、上司から「センサのプロとしてこの資料を提出しても大丈夫か?」と言われてハッとしたことがありました。お客様から見たコーデンシの社員は、新人・ベテラン関係なく「センサのプロ」として認識されます。新人であっても「センサのプロ」としての自覚を持ち、センサのことについて「わからない」を残したままではいけないことを学びました。今後もこの出来事を忘れないよう、心掛けて仕事に取り組みたいと思います。
入社前と入社後のギャップ
日々の仕事内容は私の想像していたよりも自由があると感じています。1日の中で自分が行う作業は基本的に自分が決めていきます。そのため、作業量、作業内容などをある程度は自分で調整することができます。その分、仕事の進め方や進捗には責任が伴いますが、私には合っていると感じています。また、業務の幅が広いため(光学設計・筐体設計・回路設計・測定・組み立て・事務作業等々)、業務がルーティン化しにくいのも私に合っていると感じます。
学生時代のどんな経験が
活かせていますか?
モノづくりをしていた経験は存分に活かせていると感じます。自分で設計をしたことがある、CADを使ったことがある、はんだ付けをよく行う、などの経験は仕事に直結してきます。経験がなくてもサポートは手厚いので安心してください!他には、なんでも主体的に行動することを意識して学生生活を過ごしていました。仕事を前へと進めるためには主体性が必要になる場面が多いです。「自分ならこうする」「こういった判断からこの作業をする」と自然に頭に浮かぶのは学生時代から意識していたおかげなのだと思います。